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【未来予想】保険代理店の10年後はどうなっているか【2034年】

こんにちはdep_shogoです。

今は京都の保険代理店で働いていて、事業承継をする予定です。

 

先日こんなツイートをしました。

保険業界も変化が激しくなっています。
今後の未来について考えていきます。

 

これからの保険代理店を解説します【4つの動き】

保険代理店で、今後こんな変化が起きるでしょう。

未来で起きる変化

・代理店数の半減
・新卒採用の崩壊
・個人向け保険はAI提案へ
・法人向け保険は勝機あり

順番に見ていきます。

 

代理店数は今後も減少し続ける

そもそも約20年で、代理店数は半減しています。

2021年度損害保険代理店統計~代理店実在数は16万463店、募集従事者数は200万3,511人~
2021年の保険代理店の廃業が最多、店舗乱立やコロナ禍が影響

代理店が減ったのは

「①ネット保険の台頭」
「②代理店同士の合併(組織化)」
「③高齢化による廃業」

が理由ですね。

この流れは今後も変わりません。そう考えると、10年でさらに半減するのは必然ですね。

 

あと注意すべきは「②代理店同士の合併(組織化)」。

保険会社側は、たくさんある代理店を少なくして、コンパクトな運営を進めています。ただ、代理店店主は、自分の力で成り上がってきたワンマンオーナー。

代理店同士を無理やり合併させても、結局ケンカ別れするなんてことも良く聞きます。保険会社が期待するほどの組織化は進まず、お互いに不必要なイライラがたまるだけな気がします。

 

新卒採用の崩壊

これは他業界と同じですね。

能力主義が進んで、新卒を取るメリットがなくなります。特に保険代理店では、どんな問題にもアンサーを出せる「知識」と「経験」がものをいいます。結果として、若者減少。経験豊富なおじさま達が生き残る気がします。

でも、育成観点が完全になくなると、いずれ崩壊が。10年後はまだ大丈夫ですが、20-30年後はより厳しい未来になる可能性もあります。

 

個人向けはAI化

実は、AI化の予兆はすでに来ています。

日本ではAI化が遅いから気づいていないだけで、アメリカでは保険外交員の解雇が進んでいます。

アメリカでは保険外交員がどんどん失職している…ついに始まった「AI失業」の恐ろしいスピード

ぶっちゃけ僕もこの業界にきて思ったのは「あっ、この内容だったらAIで十分提案できるな」という感覚。とくにシンプルな医療や生命保険は、人がいなくても、AIで理想的なライフプランは作れます。

各生保のサイトや管理画面でもライフプラン設計ってできますよね。まさにアレです。ユーザビリティ考えて、家族構成とか最低限の情報記入くらいのツールが多いですが、もっと情報突っこめばより精度の高いプランニングは可能です。

ネット保険は満足度も上がってきてますし、やっぱり結構安い。どう考えても、個人向けオンリーの代理店はかなり厳しい未来となりそうです。

 

法人向けは勝機あり

今までの内容見てると、

代理店店主
「この先どうしたらいいんや…。このまま縮小していくしかないんか…」。

と、絶望される方もいらっしゃるかと思います。

正直かなりのダウントレンドではありますが、実際はネガティブな事だけでなくて、勝ち筋もあります。法人向け保険はまだまだ必要とされます。理由は2つです。

新たな仕事が増える。

デジタル社会が進むにつれて、淘汰される仕事もあれば、新たな仕事も増えていきます。新たな仕事にも一定のリスクは、細かなヒアリングと補償設計が必要です。最近だと、例えばサイバーリスクとかとかですね。こうした新しいリスクを人を挟まず、AI判断だけでサクッと完結!とはいきません。

経営者の想い=大切な会社をしっかり守ってほしい。

私が知る限りでは会社の保険で「ネットから保険に入って、内容にも満足だ」って、経営者は一人もいません。

そもそもネットから入ってる経営者も見かけません。保険は、だいたい経営者さんたちの横の繋がりか、保険営業マンから入ってますね。やっぱり、我が子のように大切な会社はしっかりフォローしてほしいもの。代理店のようなプロの力は借りたくなりますよね。

あとシンプルに「チャットで質問してみたけど、思ったような回答がもらえなくてイラつく」そんな状況、結構ありませんか?

仕事の相談で、そんな細かいイラつきを除外するなら、やっぱり「人」に頼りたくなりますもんね。

 

ということで、ざっくりとこんな未来が想像できます。

その上で、僕がこの業界でどのように生きるか考えてみました。

 

これからの保険業界で、どのように生きるか

僕は10年後の未来を予測して「少数精鋭の法人に特化したプロフェッショナルチーム」を目指します。

 

目指すは決して大規模な組織ではないけど、本当のプロがいる組織

どんな企業悩みも、スマートに解決してくれる。そんなプロがいる会社を目指したいと思っています。そんなプロだからこそ、そして自分の会社の社員だからこそ、高いお給料をお渡しして、この苦しい日本社会の中でも余裕のある生活をしてほしいとも思っています。

サービス面でも、将来的にも保険エージェントが必要とされる法人に喜んで頂ける「サービス」と「人材力」を構築していきます。

これは決して、個人のお客様を少なくしたい訳ではなく、AIに奪われる未来が想像できるからです。

組織のイメージは「刀」です

「刀」という会社をご存じない方もいるかもしれませんが、USJを復活させた森岡毅さんが率いる日本一のマーケティングプロ集団です。メンバーはたった10人とまさに少数精鋭。それでいて、必ず結果を出す集団です。今をときめく、超憧れの組織です。

※知らない人はぜひこの動画を見てみてください!

 

そもそも大人数の組織にするメリットが少ない

大組織はシンプルに疲れます

以前、1000人以上の大きな組織にいましたが、マネージャー陣は様々な問題に直面して常に疲弊していて「あっ僕はこうはなりたくないな」と思っていました。体調も悪くなりそうですし、幸せな生活とは言えないですよね。

人件費などの経済面でも苦労

保険代理店の店主の話もよく聞きますが、昔ほどたくさんの新規も取れず売上が急激には増えません。人件費のために借入をしている方もいます。教育も含めた先行投資ではありますが、大きくする分だけそのような苦労が増えますよね。

リスク管理のプロだからこその体制を構築します。

少数精鋭のデメリットは属人化です。もし一人が病気が倒れたら代替できないなんてこともありえます。

そのために一人が倒れても会社が揺るがないように「システムの自動化、マニュアル化」「知見のデータベース化」を進めます。僕はリスク管理のプロだからこそ、この点には強くこだわっていますね。

 

 

まとめ

ざーっと話してきましたが、まとめます。

未来で起きる変化

・代理店数の半減
・新卒採用の崩壊
・個人向け保険はAI提案へ
・法人向け保険は勝機あり

導かれる生き残り方

「少数精鋭の法人に特化したプロフェッショナルチーム」

 

というような未来を描いていますが、こんな偉そうなことを言っていると「もっと結果だせよ」と各方面から怒られそうですね笑 粛々と自分のできることを進めます^^;

最後に。こんな未来を同じく描いてくれる仲間は募集しています。

「この想いに共感してくれる方」そして「一緒に協業しようと思ってくださる代理店の方」がいらっしゃればぜひお声がけくださいね。まだ業界経験の浅い僕には、とても難しい目標であり、心強い仲間と出会いたいと心から思っています。気になった方は、会社の問い合わせ窓口からご連絡ください。

※今回の記事は、あくまでも僕の勝手な未来予想と見解ですので、他の未来も考え方もたくさんあると思います。
※今のところこの業界のトッププレイヤーになれば、余った時間は自分のために使う余力は出てきます。現に週休4日の人もいたりします。僕もそこに到達するのが裏テーマです笑

以上です!

 

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