こんにちは。dep_shogoです。
先日LINE公式アカウントの申請をしました。
保険代理店では、まだLINE公式アカウントを始めていない所もありますが、 結論は今すぐにでも始めるべきです。
「していない=むちゃくちゃ機会損失」です。 本記事ではその理由を解説します。
カンタンに僕の自己紹介
新卒で化粧品会社に入社 。LINE運用をはじめWEBマーケ・PRを6年経験。 父の家業を継ぐために保険会社で修業したのち、現在父の保険代理店で仕事をしています。「ファイナンシャルプランナー2級」と「損保プランナー」という保険の上級資格も所有しています。
過去実績
・自社のLINEお友だち数 3200万人達成(2018年当時、日本5位)
・LINEメッセージ、タイムライン、リッチメニューの企画制作100本以上
・LINEのコラボスタンプ制作 …etc
少しブランクはありますが、たぶん保険業界の中では誰よりもLINE公式アカウントを運用してきてます。
そんな僕だからこそ話せる、始めるべき理由やできることを解説していきます。
保険代理店がLINE公式アカウントを始めるべき理由
始めるべき理由は3つあります。
理由①:お客さんとのコミュニケーションが密になる
理由②:時間効率が良くなる
理由③:他業界に比べてお友だちも増やしやすい
順番に見ていきます。
理由①:お客さんとのコミュニケーションが密になる
「契約はあるけど、普段あまり連絡もできていなくて疎遠になっている…」
「電話しているけど、なかなかつながらない。あまりに電話しすぎると迷惑にもなるし気を遣う…」
こんなお客様って結構いますよね…。
LINE公式アカウントなら、伝えたいことをメッセージで残せます。普段から使うアプリなので見逃すことも、まずないです。必ずしも電話である必要はないです。
場合によっては、お客さん側も「相談したいけど、電話だと気軽に相談しづらいんだよね…」なんてことも考えられます。 僕も引っ込み思案なもんで、最近はチャット相談をよく使ったりします。
そんな方でもLINEだとメッセージ打つだけなので、気軽に相談しやすく、コミュニケーションが密になるのは大きなメリットです。
理由②:時間効率が良くなる
保険の提案となると「お客様と面と向かって話すべきだ。その方がお客様との関係は深くなる」といった文化があります。
心理学的にも一理ありますが、なんでもかんでも対面である必要はないです。
シンプルに分解すると以下のとおり。
■簡単ですぐ理解できるもの → LINEでのコミュニケーションでOK
僕がお客さんの立場で、秒で終わる手続きのためにわざわざ訪問されたら、ありがたいというより無駄だなとちょっと残念な気持ちになります。 本当に必要なことに時間をかけるためにも、LINEを上手に活用することでより売上・利益もあがるでしょう。
理由③:他業界に比べてお友だちも増やしやすい
LINE公式アカウントは、お客様にお友だち登録してもらわないと使えません。
実はここが一番のハードルで、大企業だとお友だちを増やすために相当なお金とエネルギーをかけています。 僕もたぶん数億円近くのお金を使ってきたと思います。
でも例えば損害保険なら、契約が1年間なので1年に1回は必ずお客様とコミュニケーションを取る機会があります。
これは他業界にないメリット。満期更改のときに以下のイメージでアプローチできます。
■訪問するなら → メリットを伝えて、その場で登録してもらう
■郵送するなら → メリットを記載した、お友だち登録のQR付きチラシを送る
■電話するなら → メリット感じてもらえたら、QR付きチラシを後送する
こんな感じで、お友だちを増やすアプローチは比較的カンタンです。 お友だち追加してくれるかは別問題ですけどね。少なくともチャンスが多いのは保険業界だからこその嬉しいポイントです。
逆にやらない理由を探す方が難しい
LINE公式アカウント導入は申請をかければすぐできます。申請自体は10分でできます。
申請可否も1週間ほどで来ますので、開設スピードも早い。アカウント開設は以下ページから。
https://www.linebiz.com/jp/signup/
LINE公式アカウントは他にも良いところが、たくさんあります。
コストは0円です
初期費用は0円、200通までは無料です。
23年6月現在は、200通以上となると費用がかかりますが5000円/月とそこまで高いものではないです。 LINE公式をうまく使えば、今までの電話代、郵送代の節約にも繋がります。
日本人ならほぼ全員がLINEユーザー
月間ユーザー約9500万もの利用ユーザーがいるので、改めてダウンロードをしてもらうハードルもなし(2023年3月末時点)すぐにコミュニケーションが取れるようになるのも良いところ。
LINE公式アカウントはよくメルマガと比較されますが、メルマガの場合は情報登録が必要でやや手間がかかります。LINE公式アカウントはボタン1つで友だち登録完了です。
平均開封率は60%
LINE公式アカウントの平均的な開封率は60%程度と言われています。
メルマガは平均10%程度。配信を見てもらえる確率がメルマガ比較で6倍も違います。
もはや、やらない理由を見つけるのが難しいですよね。
僕もが導入までに時間がかかったのは代理店に入社して間もなく、まずはお客様のことを知ることが最優先だったからです。 約1年たって大枠見えてきたので、導入することにしました。
そこは流石天下のLINE様。そんな方のために、ちゃんとスタートガイドもあります。慣れない方でもできますので、本当にみなさんやった方がいいです(決して回しものではないですが)
https://www.linebiz.com/jp/ebook/oa-start-guide/
LINE公式アカウントで具体的にできること
そんな方のために、カンタンにできることをまとめました。
お客さんが困っていることを素早くフォローできる
お客さんのこんなよくある要望にも、素早く対応できます。
「保険料控除証明書を発行したい」
ボタン一つ押してもらえれば必要な書類を手配可能です(事前に顧客特定が必要) お客さんは証券を調べることも電話をする必要もなしです。
「事故現場の写真を共有したい」
LINE画面から送ればOK。FAXのように白黒で見えにくいこともなければ、PCメールのようにPCを開く必要もなしです。
「今度クルマに乗るから1日だけ自動車保険に入りたい」
ネットで申込のご案内ボタンを設置しておくだけ。お客さんが自ら進んで手続きできます。
こんなイメージで、LINEの機能を使えば「これをしたい!」というニーズに素早くこたえられます。
LINEメッセージで伝えたい事が、いつでも伝えられる
■折り返しもしてもらえない。
そんな場合でもメッセージを残せます。 何度も電話し続ける労働から解放されます。
事故が起きて、もし代理店に電話が繋がらなくても必要な情報をメッセージに残してもらえばOKです。
お客様に新たな気づきをお伝えできる
これは例でみましょう。
メッセージ内容:「もうすぐ台風が来るけど、風災は20万免責がついていて20万以上じゃないとお支払できません。免責を0万にするのはどうですか?」
上記を、データが整理できていれば20万免責がついているお客様に絞った配信(セグメント配信)をすることも可能です。
訪問して説明することも大切ですが、一番重要なのは「必要なタイミングで」「的確に」提案することです。
もちろん保険のことやNISA、ideccoなど周辺知識の提供も可能です。 やりすぎるとブロック率にも影響でますのでその点は注意が必要です。
と、たくさん語ってきましたが、まだ弊社もまだ全然設定ができていないので粛々と準備を始めていきます!
23/7/31更新:LINE公式アカウントをリリースしました!
まだプロトタイプでしたいことの半分もできていませんが、まずははじめることが大切!ということで、今すぐ実装できる機能だけでリリースしました!
ぜひお友だち登録して、体感して見てください!
P.S:ブログだけでなく「Twitter」でも保険にまつわる発信しています。保険って知ってると何かと得することも多いので、お得情報を知りたい方はぜひフォローしてくださいね。